寒い季節になると、手先や足先が氷のように冷たくなる…こんな悩み、ありませんか?私も同じで、冬になるとマフラーや手袋が手放せないです。パンプスなんて履こうものなら、足先が凍りついたみたいに冷たくなったり。冷えた手でパソコンを触っても、しばらくは指が動かなくて仕事にならないことも。おそらく多くの人が悩みを抱えている「冷え性」ですが、みなさん「冷え性」の原因はご存じですか?実は冷え性にもいろいろな種類があるそう。自分の冷え性のタイプを診断してみたいですよね。この記事では、自分の冷え性がどのタイプに当てはまるのかをセルフ診断の方法をご紹介します。また、自分のタイプを診断し、診断結果を元にすぐに始められる対策も紹介していきます。診断前に:「冷え性」に悩む日本人の現状冷え性って、意外と多くの人が抱えている悩みですよね。ある調査によると、20代以上の男女のうち54%が「冷え性だと思う」と答えています。特に30代から50代の女性では約70%が冷え性を自覚しているんだとか(調査結果はこちら)。また、別のデータでは、女性全体の75.3%が冷え性を感じているそうです(詳細を見る)。若い世代ほどその割合が高いというのも、ちょっと意外ですよね。これらのデータを聞くと「冷え性って私だけじゃないんだ」と思えるかもしれません。特に女性は、男性と比べて筋肉量が少なく脂肪が多いという特徴があり、冷え性になりやすいと言われています。次は、冷え性のタイプや原因について、もう少し詳しく見ていきましょう!診断前に:冷え性ってこんなに種類がある!まずは基本をチェック冷え性と一口に言っても、いろんな原因やタイプがあるんです。まずは、代表的な冷え性の種類を簡単に紹介します。末端冷え性(四肢末端型)手足の先だけが冷えるタイプ。血流が悪くなるのが主な原因で、特に女性に多いです。内臓型冷え性(内臓型)お腹や腰回りが冷たくなるタイプ。体幹が冷えることで全体の不調につながることも。全身冷え性(全身型)体全体が冷えるタイプ。基礎代謝が低下していたり、筋力不足が原因の場合があります。ストレス性冷え性ストレスや緊張で血流が悪くなって冷えを感じるタイプ。現代人に多い冷え性です。冷え性の種類を知ると、自分の状態がよりわかりやすくなります。では、早速診断してみましょう!【診断】あなたの冷え性タイプはどれ?簡単セルフチェックシート以下の質問に答えてみてください。当てはまる選択肢が一番多いものが、あなたの冷え性タイプです。診断Q1. 日常生活で冷えを感じる場所は?A: 手や足先B: お腹や腰回りC: 全体的にD: 特定の場所はないけど、ストレスが強いときに感じる診断Q2. 冷えを感じるときの状況は?A: 冬や冷房の効いた場所B: 冷たい飲み物や空腹時C: 疲れているときD: 緊張やストレスがあるとき診断Q3. 冷えを改善するために普段していることは?A: 靴下や手袋で温めるB: 温かい飲み物を摂るC: 運動や体を動かすD: リラックスやストレス解消を意識する診断Q4. 冷えを感じる頻度は?A: 毎日のように感じるB: 冬だけ特に気になるC: 疲れているときだけD: ストレスが多いときだけ診断Q5. 冷えを感じるときの体調の変化は?A: 手足がしびれるように冷たいB: お腹が冷えて胃が痛くなるC: 全身がだるくて動けなくなるD: ストレスで緊張感が強くなる診断結果:Aが多い…末端冷え性Bが多い…内臓型冷え性Cが多い…全身冷え性Dが多い…ストレス性冷え性診断結果を元に、自分の冷え性の原因や対策を見ていきましょう!末端冷え性、内臓型冷え性、全身冷え性…それぞれの原因を解説冷え性といっても、原因や特徴はタイプごとに全然違います。それぞれのタイプを詳しく見ていきましょう。1. 末端冷え性(四肢末端型)原因: 血流が悪くなり、手足の先に十分な熱が届かない状態です。長時間座りっぱなしだったり、運動不足が原因になることが多いです。2.内臓型冷え性(内臓型)原因: 冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎたり、薄着が原因で内臓が冷えてしまう状態です。自律神経が乱れるとさらに悪化することも。3. 全身冷え性(全身型)原因: 筋肉量が少なかったり、基礎代謝が低いことが原因。全身の血流が滞っていることも考えられます。4. ストレス性冷え性原因: ストレスで自律神経が乱れ、血流が悪化。緊張状態が続くと体が冷えやすくなります。冷え性タイプ別おすすめの対策&改善法冷え性の原因がわかったら、次はそのタイプに合わせた対策を実践してみましょう!1. 末端冷え性の対策靴下や手袋を使って手足をしっかり温めるストレッチや軽い運動をして血流を促す手足のマッサージで血行を改善する2. 内臓型冷え性の対策温かい飲み物やスープを積極的に摂るお腹周りを温めるアイテムを使う(腹巻きや湯たんぽなど)冷たい食べ物や飲み物を控える3. 全身冷え性の対策筋トレや有酸素運動で体力をつける栄養バランスの良い食事を心がけるお風呂でしっかり体を温める4. ストレス性冷え性の対策趣味やリラックスできる時間を作る深呼吸や瞑想などのリラックス法を取り入れるストレス発散のために運動をしてみる今日からできる「冷え性脱却」のための習慣5選冷え性を改善するには、毎日のちょっとした工夫がカギです。ここでは、すぐに取り入れられるアイデアを5つご紹介します。毎朝の白湯朝一番に白湯を飲むと、内臓がじんわり温まります。白湯は体内の巡りを良くして、消化を助ける効果も。特に冷え性の方には簡単で取り入れやすい習慣です。お風呂に浸かる38-40℃のぬるめのお湯でゆっくり温まると、全身の血流が良くなります。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かることを習慣化してみてください。入浴剤を使うとリラックス効果もアップ!軽い運動やストレッチ仕事の合間や寝る前に、軽いストレッチをしてみましょう。体を動かすと筋肉が温まり、血流がスムーズになります。ヨガや深呼吸と組み合わせるとさらに効果的です。温めアイテムを活用湯たんぽやカイロなど、ピンポイントで温められるアイテムを使ってみてください。特にデスクワーク中や寝る前に使うと、冷えを感じにくくなります。ストレスケアストレスを溜めない工夫も冷え性改善の重要なポイントです。自分に合ったリラックス法を見つけて、心を穏やかに保つことで、体の巡りも良くなります。まとめ:診断結果を元に、自分に合った冷え性対策を!冷え性は、自分のタイプを知って、それに合った対策を続けることで確実に改善していけます。この記事の内容を参考に、少しずつできることから始めてみてください。寒い季節でも快適に過ごせるように、一緒に工夫していきましょう!