部屋がごちゃごちゃしているのはわかっていても、どうしても面倒で片づけられない…。そんな「掃除ができない人」でも大丈夫! この記事では、「掃除ができない人」から「掃除ができる」 「人」になるための、知っている限り最も簡単な方法をお伝えします。筆者もこの内容をこの実行して、いつでも人が呼べるくらいきれいな部屋をキープできています。ぜひあなたの参考になりますように。●「掃除ができない人」になる理由疲れている・仕事や趣味の活動でクタクタ、掃除する気力が残っていない・メンタルが追い込まれ、美観を保つことに無頓着になっているどこから手をつけて良いか分からない・部屋全体が散らかっている様子を見るだけで途方に暮れてしまう・考えるのも面倒くさくなり、つい横になってスマホを触ってしまう完璧主義・「毎日、掃除機をかける」といった高すぎる理想をかかげ、それが達成できないと全てを諦めてしまう・「どうせ掃除するなら、モデルルームみたいに綺麗にしたい!」「でも、今もってるインテリアでは無理だし・・・完璧じゃないなら何もしなくて良いや」と投げやりになってしまう●「掃除ができる人」になるメリット脳が整理整頓される掃除にはマインドフルネスの効果があります。マインドフルネスとは「今ここに集中する」こと。目の前のことに集中して、それ以外の雑念を考えない状態を言います。人間の脳の容量は決まっているため、片づけるための段取りや必要なアイテムを考えている間に、日常であったイヤなことを脳から追い出すことができるのです。パフォーマンス向上掃除ができない人であっても、散らかった部屋を見るたび「片づけなきゃ・・・」とが感じているものです。これは知らず知らずの内に、ストレスとして心に積み重なっていきます。そのうえ脳のメモリを「片づけなきゃ」が占め、ほかのことに集中しにくくなってしまうので、仕事や勉強に影響がでる可能性も。すっきり片づけて、探し物などのささいな雑用をなくすことで、自然と心がアクティブに。脳内もすっきりクリーンになり、大切な情報をキャッチアップできるようになります。メンタルが良くなる部屋のきれいさと、メンタルの状態は比例します。汚い場所にいるとストレスを感じ、きれいな場所にいればここちよく過ごせるのは言わずもがなですね。誰でも部屋をきれいにするとすっきりした気持ちになります。掃除は、メンタルの調子を上げるリハビリにもなるのです。●掃除ができない人向け 5つのコツ写真を撮る部屋をまったく片づけない状態で、写真を撮ってみてください。客観的にみると、片づけなきゃ・・・!という気持ちが湧いてきます。片づけの過程を動画で撮っておくと、また散らかってきたときの防波堤にもなってくれます。3分だけ片づけるタイマーを3分セットし、「よーいどん!」の掛け声とともに3分だけ片づけをします。場所は目についたところでOK。食器を洗うでも、本棚の本を整頓するでも、洗濯物を集めるでもなんでも構いません。人間の脳は「作業興奮」を感じるので、イヤイヤでも手を付けると、少しずつ調子が上がってきます。やる気がないときほどおすすめ。3分で本当にやめても良いですし、できそうならもう少しだけやっても良いしょう。ただし長くても30分までにしてください。もう少しやりたい、で止めるのが続けるコツです。モチベーション動画掃除ができない人は、人が掃除している様子をみることでやる気が湧いてくることもあります。またきれいなお部屋のルームツアー動画や、ルーティン動画を見ることもモチベーションになるでしょう。やることを書き出す何から手をつければ良いのか分からない人や、帰宅後にやることが多すぎて手が付けられない人には、ToDoリストに書き出しておきましょう。付せんなどに書いて、見えるところに貼ってくださいね。欲張ってたくさん書きたくなりますが、残業があることも考慮して、仕事がある日は「HPゼロ」でもできる範囲のことを書くのがおすすめ。終わったら斜線で消すか、ふせんごと捨てていきます。達成感が気持ち良い!今を逃すと、後で2倍の苦労部屋は散らかれば散らかるほど、洗濯物や汚れものは貯めれば貯めるほど、片づけに手間がかかります。特にガス台の油汚れや、シンクのサビなどは、放っておくと固まったりしてどんどん掃除がおっくうに。「片づけようかな・・・」と迷ったときは「今を逃したら、次は2倍の苦労だ!」と唱えて、とりかかってしまいましょう。●それでも掃除ができない人向け「裏ワザ」人を招待するまだ片付いていない段階で、家族や友人を「●日に、私の家に遊びに来て!」とお誘いしましょう。誘う口実は「私の家でたこ焼きパーティーしよう」でも「あげたいものがあるから、家に取りに来て」でも何でも構いません。汚い部屋を見せたくない!という思いから、すさまじい勢いで掃除が進みます。掃除ができない人にとって、これが一番効くかもしれません。財布のヒモ解放!完璧主義的な気質から掃除が進まない場合。「完ぺきな部屋にするためなら、お金をジャンジャン使う!」と、決意するのも手です。心からほしいと思うインテリア用品を思い切ってそろえましょう。部屋のイメージをふくらませたい場合はピンタレストで検索がおすすめ。また粗大ごみなど部屋の外に運び出すのが大変なものは、思い切って業者に頼んでしまいましょう。もったいないと感じるかもしれませんが、「これ、いつか何とかしなきゃ・・・」と思い続けることによる脳のメモリ浪費や、ストレス、場所代のほうがもったいないはず! どうせいつか出すなら、今だすのが一番トクです。「粗大ゴミ+地域名」で検索!●習慣化するために掃除ができない人は、完璧を目指すあまり途中で挫折してしまうことが多いです。まずは小さな成功体験を積み重ねましょう。「今日はこのカウンターを片付ける」「この引き出し一つだけを整理する」といった小さな目標を設定し、達成するごとに自分をおおいに褒めましょう。次第に掃除が楽しいと感じられます。また掃除ができない人は、お気に入りの音楽をかけながら作業を進めるのも効果的です。「この曲が終わるまでに片づける!」など目標も定めやすいでしょう。●まとめ「掃除ができない人」が掃除に取り組めない理由には、疲れやメンタル面の問題、完璧主義によるものが挙げられます。しかし、掃除ができない人でも、いくつかの方法で改善することができます。例えば、部屋を片づける前に写真を撮り、客観的に自分の部屋を見て気持ちを奮い立たせること。また、短時間だけ片づける「3分ルール」を実践することで、掃除に対する抵抗感を減らし、少しずつ掃除を習慣化することができますさらに、掃除ができない人が掃除を習慣化するには、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。 最初は簡単な場所を片付けて達成感を味わい、その後少しずつ範囲を広げることで、掃除が負担に感じなくなります。どうしても掃除ができない人は、家族や友人に誘われて掃除を進める方法もあります。 掃除していない状態で人を誘ったら、早速で片づけを始めるきっかけになります。掃除は、脳の整理整頓やメンタルの改善、パフォーマンス向上にもつながります。 掃除ができない人も、少しの努力で部屋をきれいに保つことができ、快適な空間がつくれます。きっと習慣化できるはずです!